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ザトウクジラの撮影方法

  • 執筆者の写真: Yoshitaka Hirashima
    Yoshitaka Hirashima
  • 2024年1月8日
  • 読了時間: 3分

更新日:2024年1月10日

撮影関連機材

・ストップウォッチ(クジラの浮上時間の間隔を計測します。スタッフ用)

・船上用カメラ(首掛けベルトもしくは手首ストラップをつけましょう)

・水中用カメラ(手首ストラップをつけましょう)

・予備のSDカード、予備の電池(防水バッグに入れておきましょう)

・レンズに付いた水滴を拭くためのミニタオル

・GOPROの伸びる棒は禁止








船上でのクジラ撮影

・出港したらすぐクジラがいる海域です。奄美大島だと最近は大島海峡や笠利湾内でも目撃例があります。常に周囲を見渡してクジラを探します。浮上してきたクジラのブローやテールを見つけたら大声で船長さんに伝えましょう。まずはクジラを見つけないとただのクルージングになってしまいます。

・カメラの選び方

AFの速さ正確さが重要です。レンズは35mm換算で200mmくらいの望遠レンズがあると良いです。AquaPhotoで利用するクジラ船であれば、クジラに近づいてくれるので、70-200mm がお勧めです。クジラに寄れない状況では100-400mmなどがあると良いです。まれにクジラから船に近づいてくれることがあります。そういう時はPLフィルタをつけた標準ズームレンズやワイドレンズがあると水面から水中のクジラが見える写真が撮れます。

・カメラの設定は、AF-C(コンティニュアスAF)、連射Hi、シャッタースピードは1/1000、絞りはf8くらいでしょうか(設定名称はメーカによります)

お天気や海況によって設定は変わります。​


・​海水のしぶきをかぶりやすいので、写真のような防水ケースをつけると良いです。安価な使い捨てのビニールの防水ケースもあります。ちなみに船上撮影時は写真のようなマスクやシュノーケルは不要です(笑)


水中でのクジラ撮影

​・水中撮影機材は色々あります。動画であればGOPRO、静止画であれば、オリンパスのコンデジ、TGシリーズなどを使う方が多いです。クジラが大きいので広角な撮影ができる機材が良いです。TGシリーズならレンズの前にワイコンをつけると良いでしょう。

・一眼の場合、レンズはワイドが基本。8-15mmフィッシュアイ、14mm、12-24mm、16-35mmなどなど。クジラが黒く、水中が暗くて色が消えてしまうので、コントラストが取れる、f値が小さい、明るいレンズが良いです。


・設定は、AF-C(コンティニュアスAF)、連射Hi、シャッタースピードは1/500、絞りはf8くらいでしょうか。シャッタースピード優先モードかマニュアルモードが良いと思いますが、船上と同じくその時の海況、天気で設定は変える必要があります。

・万が一カメラを海で落とすと、水深?00mに落下し、回収不可能です。手首にストラップなどで結びつけておきましょう。沈まないように浮きをつけておいても良いですが、泳ぐときに邪魔になるので体力に自信がない場合、極力余計なものはつけない方が良いです。カメラもコンパクトなものがお勧めです。

 
 
2026年クジラ撮影会日程

2026年01月17-18日 奄美南部、シーゴブリン 2026年01月23-25日 奄美南部、リキ 2026年02月09-16日 小笠原母島 ダイブリゾート母島(個人撮影) 2026年02月21-23日 奄美北部、あまみこダイバー 2026年02月27-01日...

 
 
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